AKBを卒業せずに残るメンバー
AKBを初期から支え「大声ダイヤモンド」でブレイクするまで頑張ってきた5期生までで、グループに残り続ける人たちもいます。
彼女たちのグループを卒業しない理由は、AKBが本当に好きで燃え尽きるまでグループに貢献したいと考えているからだと思います。
1期生 峯岸みなみ(みねぎし みなみ)
1期生は、初期からグループを支えてきた大先輩。人気メンバーが多かったですね。
しかし、峯岸みなみさんを有名にさせたのは、恋愛スキャンダルの反省を示すため、自分で髪を切り、坊主頭にするという衝撃の映像でした。この騒動で彼女を知った方も多いはずです。
まだ、未来のビジョンが無く、目先の仕事を一生懸命取り組んでいこうとしています。
――AKB48では最古参になって、「次の卒業は峯岸さんじゃないか」と思っている人も少なくありません。
そうですよね。でも、まだ未来の明確なビジョンがないんです。なんとなく決めるのではなく、卒業は次に進むタイミングにしたい。いただいた仕事をきちんとこなして、それが評価されれば自然とそういう話になってくるのかなと。AKB48に甘えているのかもしれないですけど、自分の未来に向けての仕事を一生懸命にやって、その先に卒業が待っていたらいいなと思っています。
引用元:ヨミドクター
3期生 柏木由紀(かしわぎ ゆき)
柏木由紀さんは、「モーニング娘」が大好きで、そのオーディションに落ちてからAKBのオーディションを通過し、加入しました。
アイドル力が高く、総選挙で2位になったこともあります。
ソロコンサートでは、横浜アリーナのような大きな会場を熱いファンで埋め尽くしますね。
ただし、Wセンターこそ経験ありますが、単独センターは、まだありません。
アイドルは一生続けたいと時折、発言して松田聖子さんを彷彿させます。
ある大学祭では「一生アイドルでいることだ~!」と叫び会場を盛り上げていました。
2019年2月に自身の卒業を考えるかについて次のように答えています。
― 指原莉乃さんの卒業も控えていますけど、柏木さんも卒業を考えることはありますか?
すごく聞かれるんですけど、自分としてはすぐは考えていないので、AKBの後輩に対して教えられることを教えていきたいです。今までは同じメンバーだから自分が言うことじゃないと思っていたし、教えたくないという思いも正直あったんですけど、いよいよ先輩がいなくなって、AKB的にももっと盛り上げたいというのもあるので、そういうのを惜しまず面倒くさがらず後輩に口うるさく言う時期なのかな、と最近思っていて。今年はAKBにいっぱいできることをしようと思っています。
引用元:モデルプレス
彼女は根っからのアイドル好きなので、卒業するより、AKBにいる方が合理性があると考えているのではないでしょうか?
4期生 大家志津香(おおや しづか)
大家志津香さんは、研究生期間が2年4ヶ月と下積み時代を長く耐えてきました。
彼女が、負けず嫌いで根性があるところを早くから見せています。
握手会中に泣いちゃったことがあるんです。そうしたら、たまたまそれが撮られていて、『週刊AKB48』という番組で特集してもらえて。街頭でのティッシュ配りなど、ファンを増やすためにいろんなことをやって、アイドルという側面以外の自分を出すことができたら、応援してくださる人がものすごく増えたんです。
引用元:NIKKEI STYLE
そして、後輩にも敬語を使わせずに「しいちゃん」と呼んでもらって、上下の壁を取り払ってきました。
先輩には慕われ、後輩からは尊敬され、へこたれずにチャンスを待って努力する人を周囲は、見捨てませんでした。
『くりぃむクイズ ミラクル9』のレギュラーに大抜擢され、時々、珍解答するも、頭の回転が早いところも見せていますし、
『ひるおび』のお天気キャスターも不定期で務めています。
昨日のひるおびしーちゃん😁☀️☀️
全国的に暑い🔥☀️日が続いてますね😭ということで、しーちゃんの笑顔で暑気払い!😁😁#ひるおび#お天気お姉さん#福岡美人#大家志津香 pic.twitter.com/cMhHKX1R7A
— たなさん (@vannyknights) August 15, 2019
AKBの最近の総選挙では、100位だが、テレビで見ることの多い彼女。どうやら総選挙には、あまり関心のないファミリー層に人気があるようですね。
「しいちゃん」は、AKBにいるが、すでにその意識は薄いのではと思ってしまいます。十分ソロでもやっていけるように見えます。
しかし、卒業後のステップは見えていないと語っています。
もし、私がアイドルになることを夢見ていた人間なら、とっくに卒業しているでしょうね。でも私にはアイドルはこうでなきゃという固定観念もないし、『AKB48は次へのステップだ』と教えられてきた世代なので、1人でできると思えるようになるまでは卒業する気になれないんです。そこが、AKB48に憧れて入ってきた下の世代とは違うところかもしれません。
引用元:NIKKEI STYLE
まだ、自分のアイドル道を模索中のようです。頑張ってください!
5期生 宮崎美穂(みやざき みほ)
宮崎美穂さんは、5期生で早くから頭角を現し、選抜にすぐに抜擢されます。
アイドル力やMCの力もあり、メンバーから頼りにされてきました。
しかし、いつからか、選抜に入らなくなり、総選挙もランク外になることが多くなります。
それでもAKBを続けているのは、根強いファンのおかげではないかと思います。
もちろん、峯岸みなみさん、柏木由紀さん、大家志津香さんにも言えることなのですが、「みゃお」には、強くそれを感じてしまいます。
たぶん私が、ドキュメンタリー番組で“離婚してまで1000万以上貢ぎ「みゃお」応援する男性”を見たからかもしれません。
指原莉乃さんの卒業を聞いて、次のように発言している。
続けて「さっしーより先に辞めようと思っていたけど、これで最後の5期生になった。私も引っ張っていけるように頑張りたい。先を越されちゃったので、総選挙で1位になったら辞める!」と力強く宣言した。
引用元:エキサイトニュース
また、日韓オーディションで予選2位で惜しくも選ばれずに悔しさを滲ませています。
記事によれば宮崎美穂は、まだまだAKB48での活動を続けるようで「結構メラメラしてるので、後輩に負けたくないんです。在籍してるからにはライバルですから」とのこと。韓国進出が取り沙汰されることも多いですが、本人としてはAKB48での活動にも思い入れが強いようです。
引用元:All About GIRL’S KPOP-S
「みゃお」は、昔、自己管理ができずに太ってしまい、人気が落ちてしまったことを反省し、AKBでその悔しさを取り戻したいのではないでしょうか?
今回の日韓オーディションで足掛かりをつくったので、韓国でデビューするかも?
まとめ
AKB卒業生の成功者には、いくつか成功の秘訣があるようです。
- アイドル時代のイメージが付き過ぎていないこと
- 20歳あたりの若いうちに卒業
- わき役から始めて成長していく
- 自分のアイドル以外の適性に気づき努力が続けられること
元々「AKB」は「ショーケース」で自分を磨き、夢へと向かう通過点のグループでした。
そうした意味では、成功者たちには、自分とアイドル像のギャップを若いうちから捉えていて、次の道を早くから模索していた方が多いように思います。
ファンの方たちからすると、卒業してもファンがいることを忘れず、自分の信じる道を進んでくださいとお願いしていきたいものですね。
「神7」がTOP5に入らない理由は、大活躍しているAKB卒業生が多くいるためで、決して失敗しているわけではありませんでした。
そして、「神7」以外の卒業生についても、今は成功者ではなくても、くさらず努力を続けていれば、いつか日が当たる時がくると信じたいですね。
かつてのAKBがそうであったように。