大型で強力な台風19号が日本列島に刻々と近づいています。
3連休中の10月12~13日にはこれまで経験したことない暴風雨を伴い本州に
上陸する恐れがあります。
10月7日の5時の予想では日本に接近の可能性があるとしましたが
10月8日では、予報円が含む関東を通過する恐れとなりました。
直近の進路予想と比較しながら過去の予想も振り返ってみましょう!
台風19号の上陸直前の進路予想は当たるのか?
台風19号は、10月6日時点では、日本の南海に近づくまでの予想でしたが
10月10日には、東海・関東を直撃する恐れと報道されました。
できれば、予想が外れてほしいものです。
10月11日の台風19号の本州上陸の直前の進路予想を見てみましょう。
10月13日12時 温暖低気圧に
13日(土) 12時に温暖低気圧に変わりました。(日本の東に位置しています。)
勢力を落としたわけではなく、最大風速は変わらず30m/sのままです。
全国的に風の強く吹く状況が続きます。復旧作業などを行う際には、
風に煽られたり物が飛ばされたりする可能性がありますので十分ご注意ください。

引用元:ウエザーニュース
10月13日 4時(推定)の進路予想
13日(土) 4時推定位置で宮城県気仙沼市南東約60kmに進み三陸沖方面に進む
予想の進路図です。

引用元:ウエザーニュース
10月13日 3時(推定)の進路予想
13日(土) 3時推定位置で宮城県石巻市南東約50kmに進み三陸沖方面に進む予想
の進路図です。
東北は朝にかけて暴風雨の警戒が必要です。

引用元:ウエザーニュース
10月13日 2時(推定)の進路予想
13日(土) 2時推定位置で福島県相馬市を北東に進み三陸沖方面に進む予想の進路図です。
岩手県が記録的に短時間に大雨となり河川氾濫・土砂災害に警戒が必要です。
東北は朝にかけて暴風雨の警戒が必要です。

引用元:ウエザーニュース
10月13日 1時(推定)の進路予想
13日(土) 1時推定位置で福島県いわき市を北東に進み三陸沖方面に進む予想の進路図です。
中心部は関東を抜けています。
東北は朝にかけて暴風雨の警戒が必要です。

引用元:ウエザーニュース
10月12日24時(推定)の進路予想
12日(土)24時推定位置で茨城県日立市を北東に進み三陸沖方面に進む予想の進路図です。
スマホアプリのウエザーニュースから引用します。

引用元:ウエザーニュースアプリ
特別警報が徐々に解除されている関東では、台風が離れると雨風が収まりそうです。
雨が収まっても土砂災害に河川の氾濫に注意が必要です。
一方、東北は13日 (日)朝にかけて暴風雨の警戒が必要です。
13日(日)にかけては日本の広い範囲で強風に注意する必要があります。
10月12日23時(推定)の進路予想
12日(土)23時推定位置で茨城県つくば市付近を進み三陸沖方面に進む予想の進路図です。
台風19号は関東を通過中です。
経験したことのない暴風雨となっている関東では、台風が離れると雨風が収まりそうです。
一方、東北は13日 (日)朝にかけて暴風雨の警戒が必要です。
13日(日)にかけては日本の広い範囲で強風に注意する必要があります。
10月12日21時(推定)の進路予想
12日(土)19時に静岡県伊豆半島上陸後、関東を通過する予想の進路図です。
現在町田市付近をすすんでいます。
大雨特別警報が出され、すでに危険水位に達し避難されている方たちもいらっしゃいます。
土砂災害、河川氾濫の危険がある場合、特別警報を待たずに避難されてください。
夜間避難する場合は、十分注意をされてください。
【台風19号推定・予報 2019年10月12日 20:42】
大型で強い台風19号(ハギビス)は、町田市付近を1時間に35キロの速さで北北東に進んでいるとみられます。 pic.twitter.com/pvsHsBys8u— 特務機関NERV (@UN_NERV) October 12, 2019
【斉田さん解説 台風19号 今後の見通しは】
午後9時頃にかけて、関東の西や、関東北部から福島・宮城に活発な雨雲がかかります。午前0時頃には東北の太平洋側に活発な雨雲がかかり続けて、記録的な大雨の恐れも。 pic.twitter.com/ZUirdhJWhU— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) October 12, 2019
10月12日18時(推定)の進路予想
12日(土)まもなく静岡県に上陸し関東を通過する予想の進路図です。
大雨により各地で危険水位を超えており、河川の氾濫や土砂災害の避難に備えてください。
10月12日10時(推定)の進路予想
12日(土)21時頃、静岡県や関東に上陸する予想の進路図です。

引用元:Tenki.jp
13日に関東からは外れますが、東北に再接近する恐れがあります。
【動画解説】関東南部も暴風域に
10月12日(土) 大型で非常に強い勢力の台風19号は日本の南を北上中。関東南部も暴風域に入りました。 pic.twitter.com/lV3L7Qa0h9
— ウェザーニュースLiVE (@wni_live) October 12, 2019
10月11日22時(推定)の進路予想
進路図が気象庁より、ウエザーニュースの方が大きく見やすいためそちらより解読します。
12日(土)21時頃、静岡県から関東にかけて接近か上陸する予想の進路図です。
台風19号、12日(土)夜に静岡から関東へ
大型で非常に強い台風19号(ハギビス)が、日本の南を北上中。12日(土)夜には静岡県や関東地方にかなり接近、または上陸する見込みです。
引用元:ウエザーニュース
【台風19号】非常に強い勢力のまま伊豆半島付近に上陸か
大型で非常に強い台風19号が、日本の南を北上中。12日夜には静岡県や関東地方にかなり接近、または上陸する見込みです。
広範囲で猛烈な暴風に厳重な警戒が必要で、影響が長期化することも考えられます。万全の備えを行ってください。 pic.twitter.com/VBK3Er8hyV
— ウェザーニュースLiVE (@wni_live) October 11, 2019
台風19号の発生からの進路予想
10月6日に温暖低気圧から台風に変わりハギビス(すばやいの意味)と命名された
台風19号は、これまでにない大型かつ強力で日本を直撃した場合、大きな被害を
及ぼすと考えられ、その進路に注目が集まりました。
6日時点では、日本の本州上陸までの予想は出ておらず、進路図からも日本は外れそうに
読み取れます。

引用元:ウェザーニュース
台風19号は、海面水温が30℃前後の暖かな海域を進むことでエネルギーを得て発達する予想で、4日後の10日(木)には日本の南で「猛烈な」勢力に発達することが予想されています。
引用元:ウェザーニュース

引用元:ウェザーニュース
10月6日時点では、台風19号は11日(金)に日本の南に進む可能性が高まっていますが、
それ以降の予測にはばらつきがあり、正確な進路を特定するのが難しいとの見解を示して
いました。
気象庁と米軍(JTWC:アメリカ・ハワイの米軍合同台風警報センター)の進路図も
同様で10月6日の進路図からは、本州接近・上陸は読み取れません。
【気象庁】

引用元:Gooブログ
予報円は大きく、11日以降は予測しづらい情報です。
【米軍】

引用元:unavailable days
こちらも、まだ日本に接近するか不明です。
まとめ
台風19号の進路予想は6日前の発生時点では、「日本のの南に進む可能性」という表現
でしたが、4日後の10月10日になると「関東を直撃する恐れ」と具体的になっています。
そして、11日の予想では12日(日)21時ごろと進路予想図に表され、静岡から関東へ
接近または上陸しそうです。
この記事では、進路予想を台風が日本を抜けるまで随時更新いたします。
被害が少しでも小さくなってほしいと願うばかりです。