10月よりスタートするドラマが次々、放映が始まっています。
その中のフジテレビの月9ドラマ「シャーロック」がBBC版「SHERLOCK」のリメイクではと
話題になっています。
第一話が終わり登場人物の特徴がわかってきました。
日本ドラマとBBC版のキャストの違いをみていきましょう!
日本ドラマ「シャーロック」とBBCのキャストの違い
日本ドラマでは、まず、メインキャスト3人の情報が公表されました、そこから違いを
みていきます。
【JSB】10月スタート フジテレビ
ドラマ「シャーロック」役名発表!ディーン・フジオカ「誉獅子雄」
岩田剛典「若宮潤一」シャーロック・ホームズ「S・H」、ジョン・ワトソン「J・W」というイニシャルを生かした日本名。レストレード警部にあたる江藤礼二に佐々木蔵之介。https://t.co/R2392n7s7x pic.twitter.com/mcS9U7FGVi
— EXILE最新ニュース (@exnews24) September 2, 2019
公表されている情報からだけでも、日本ドラマとBBC版のそれぞれのキャラクターは、少し違うようです。
それでは、BBC版と比較しながら、日本ドラマの登場人物と物語の設定を見ていきましょう!
日本ドラマ「シャーロック」の登場人物
「シャーロック」にあたる「誉獅子雄」(ほまれ・ししお)役は、ディーンフジオカさん。
BBC版よりさらに原作からデフォルメされ、危険で犯罪を犯しかねない男として描かれています。自分の心の闇に潜む犯罪衝動を抑えるのは、興味を引いた謎の事件だけ。ある事件の警察の話を盗み聞きするところから物語は始まります。
知的で多才で美男子のディーン・フジオカさんが危険な男をどのように演じるか期待が期待が高まります。
相棒の「ワトソン」にあたる「若宮潤一」(わかみや・じゅんいち)役は、岩田剛典さん。
「三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE」のパフォーマーでもあります。
そして、そんな危険な男の相棒が、ワトソンにあたる「若宮潤一」(わかみや・じゅんいち)。傷つきやすいハートを持つ若き医師。ナイーブな「誉獅子雄」がどこか“シャーロック”の冒険心に少年の心を持ちながら共鳴していきます。
BBC版が元軍医で勇敢であるのに対し、「若宮潤一」は、繊細なキャラクターになっています。
制作にあたる太田大プロデューサーは岩田さんをオファーした理由を次のように語っています。
ディーンさんと並んだ時の画力に最も爆発力を持つ方として、やんちゃさ・知性・美しさ、全てを持ち合わせる岩田さんにお願いしたいと考えオファーさせていただきました。この秋、最も画になる2人組に、ぜひご期待ください。
引用元:マイナビニュース
「レストレード警部」にあたる「江藤礼二」(えとう れいじ)役は、佐々木蔵之介さん。
「誉獅子雄」を謎の事件に巻き込むきっかけをつくる。あっけらかんとして詰めが甘い警部。BBC版より少しコミカルな一面がありそうです。
日本ドラマ「シャーロック」の物語の設定
BBC版も、日本ドラマもアーサー・コナン・ドイルの『シャーロック・ホームズ』シリーズを原作としています。
BBC版では、ドイルの原作を下敷きとして、舞台を21世紀のイギリスに置き換えて物語が展開されます。シャーロックは、スマートフォンやインターネットを使い、事件を解決していきます。
一方、日本ドラマは、原作では詳細が明記されていない事件に着目しています。
太田大プロデューサーは、新たな解釈でオリジナリティのある作品への意欲を語っています。
原作の中に70個くらい、シャーロック・ホームズが過去に解決したとされたり、迷宮入りしたとされる事件が存在していて、その全貌が全く分かっていないものがあります。世界のシャーロックファンや、その後の作家がこれに触発されて、いろんなオマージュ作品やパロディを作って、どういう事件だったのかをかなり多く創作してきたのですが、今回、現代日本にシャーロックを蘇らせるということで、新たな解釈をわれわれとしても求めて作っていきたい。それによって、オリジナリティを作れたらと思います。
引用元:マイナビニュース
日本ドラマ「シャーロック」は、オリンピック開催を控えた東京を舞台に、原作を令和時代に移して外見最強、内面最狂?の新たな「シャーロック・ホームズ」ストーリが展開します。
日本ドラマ「シャーロック」のキャスト
「シャーロック」では、メインキャストの最初は男性3人のみ公表されていますが、
女性キャストの追加情報などがありました。
個人的には、BBC版の「モリー・フーパー」にあたるシャーロックに恋心をいだく女性が現れてほしいですね。こちらは、どうもなさそうですね。
では、5人のキャストを見ていきましょう!
シャーロック 「誉獅子雄」(ほまれ・ししお)

引用元:レッツエンジョイ東京
主人公の「シヤーロック」にあたるフリーランスの犯罪捜査専門のコンサルタントを
「誉獅子雄」(ほまれ・ししお)は、ディーン・フジオカさんが演じます。
「犯罪者にもなりかねない危険な男が、自分の興味ある事件の謎解きにのめり込む」
- 幼い頃から、人間が犯罪者へと変貌する心理や、人間の原罪というものに強く魅せられてきた。
- 学生時代からさまざまな不可解な事件や事象の謎を解いてきているが、犯罪者にもなりかねない「犯罪衝動」を抱えた危険な男。
- 事務所は持たず、警察や個々のクライアントから舞い込んで くる調査依頼の中から、自分が興味のあるものだけを請け負う
BBC版の「社会不適格者」がさらに強調されているのではないでしょうか?ディーンフジオカさんが「クール」な役柄が多いが、「天才でちょっと危険な探偵」をどう演じるのか楽しみです。
ワトソン 「若宮潤一」(わかみや・じゅんいち)

音楽ナタリー
相棒の「ワトソン」にあたる「若宮潤一」(わかみや・じゅんいち)は、
「三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE」のパフォーマーでもある岩田剛典さんが演じます。
「善良で常識を持った医師に見えるが、自信がないナイーブな性格」
- 都内の病院に勤務する精神科医で、冷静かつスマートな常識人。
- 端から見ると善良な人物に映るが、実際は傷つきやすいハートの持ち主で、幼い頃から”良い子”の仮面をかぶり、自信の無さの裏返しから、常に虚栄心と煩悩と葛藤するナイーブな性格。
- 心の壁をお構いなしに越えてくる「シャーロック」のその人たらしの態度に次第に心地よさを感じる ようになり、ついには同居生活を送ることに。
レストレード警部 「江藤礼二」(えとう れいじ)

excite.ニュース
原作の「レストレード警部」にあたる江藤礼二(えとう れいじ)を佐々木蔵之介さんが演じます。
「物語のきっかけをつくり、自分を有能だと勘違いしていて、捜査の邪魔をする男」
- シャーロックに事件の捜査依頼をする警視庁刑事部捜査一課の警部
- フリーランスの犯罪コンサルタント“シャーロック”の天才的な観察眼に一目置き、その事件解決力を自分の手柄にするため捜査に介入させる。
- 自分を有能だと思い込んでいるが、サボり癖があり、あっけらかんとしていて詰めが甘く、捜査能力は決して高くない。
- 捜査を無自覚に邪魔することも多く、シャーロックにはバカにされたり、その言動に振り回されたりすることが多々ある。
グレグスン警部 「小暮クミコ」(こぐれ くみこ)

引用元:プリキャンニュース
“迷”推理に鋭いツッコミを入れて、上手に方向転換して解決へ誘導する冷静沈着で
優秀なキャラクター。突如、事件現場に現れる獅子雄(ディーン・フジオカ)のことは、気にいらない
邪魔な存在として見ていますが、楽しそうに捜査する獅子雄、若宮(岩田剛典)の
二人に対し、次第に興味を持つようになっていきます。男性の登場人物が多い本作で唯一の女性メインキャスト。鋭いツッコミで事件解決に
一役買う重要人物。
ストリートチルドレン 「レオ」 ゆうたろう

引用元:ナタリー
原作小説に登場するストリートチルドレンがモデルの少年レオをゆうたろうが演じます。
レオという名の情報屋の少年。
獅子雄の指示のもとスケートボードを駆使して有益な情報を集める。
ゆうたろうさんは
「年上の獅子雄に生意気な態度を取ったり口調もすごく荒かったりするんですけど、
スケボーに乗っているときの動きはとてもしなやかで美しくある人」と役柄を
明かしています。
日本ドラマ「シャーロック」の相関図
相関図が公表されています。
キャストで紹介した5人を中心に物語が動き始めました。

引用元:ドラマ召すまま
BBC版「SHARLOK」のキャスト
メインキャスト一覧とキャストの特徴をみていきましょう!

引用元:Dlife
- シャーロック・ホームズ(ベネディクト・カンバーバッチ)
- ジョン・ワトソン(マーティン・フリーマン)
- レストレード警部(ルパート・グレイヴス)
- ハドソン夫人(ユーナ・スタッブス)
- モリー・フーパー(ルイーズ・ブリーリー)
を加えて紹介します。
シャーロック・ホームズ
キャスト:ベネディクト・カンバーバッチ
声:三上 哲
- 頭脳明晰で、あらゆる分野に精通した知識を持つが、ほとんど社会不適合者。
- 解決すべき事件がないと暇を持て余し奇行に走るが、不可解な事件が発生すると活力を取り戻す。
- 頭脳明晰だが周囲を小馬鹿にして何事も自身を基準に考えるところがあり、友人は数少ないと思われる。恋愛にも興味が無く、「自身は仕事と結婚している」と言っている。
- 地理、地質、天気、細菌、暦などに関して非常に深い知識を持つ一方、テレビ番組や出演タレント、地動説など興味を持たない分野への知識が全くない。
- 自らを「世界で唯一のコンサルタント探偵」と呼び、警察も彼のことを認めざるを得ない存在。
ジョン・ワトソン
キャスト:マーティン・フリーマン
声:森川 智之
- 元軍医で、アフガン戦争に従事していた。戦地で負傷し、送還されるが、PTSDを抱えてしまう。友人の紹介でシャーロックと同居することに。
- 一見すると穏やかで道徳的、かつ常識的な思考を持つ人物であるが緊急時には躊躇わず銃を使い、腕も一流。
- 勇敢で問題解決能力に富み、経験豊かで惚れっぽい。
- シャーロックの非常識ぶりと無情さに憤慨させられることもあるが、彼を理解できるただ一人の親友となる。
- シャーロックと出会い、新たな人生の局面を迎える。シャーロックと違い警察との関係も良い。
レストレード警部
キャスト:ルパート・グレイヴス
声:原 康義
- スコットランド・ヤード警察の警部。同僚たちに反対されているが、シャーロックの能力を認めており、難解な事件はいつもシャーロックに捜査依頼に訪れる。
- 他の同僚たちと違い露骨な敵意は抱いてないが、証拠を持ち去ったり、警察手帳をスラれたりすることに困っている。
- いつまでたってもシャーロックにファーストネームを間違えられる。
ハドソン夫人
キャスト:ユーナ・スタッブス
声:谷 育子
- シャーロックとワトソンの住む家の大家さん。
- 二人にとって良き母親のような存在であり、息子たちと愛情あふれる関係を築き、
女性に対して冷淡なシャーロックが唯一温かく接する女性。
モリー・フーパー
キャスト:ルイーズ・ブリーリー
声:片岡 身江
- 法医学者。生きている人間より死体といるほうが安らぐ変わり者。
- シャーロックにほのかな恋心をいだいており、シャーロックの頼みは断れない。彼に対しては、正直で、誠心誠意向き合うことで、優位に立つことがある。
- シャーロックに化粧や服装で中傷に近い言動を受けることも多いが、仲間と認められている。
- ドラマでは重要な役どころだが、原作には登場していない
「シャーロック」のみどころ
「シャーロック」は、世界的な小説「シャーロック・ホームズ」を原作にしたミステリーエンターテイメントです。
原作では、名探偵シャーロック・ホームズと医師ワトソンが”バディ”を組んで次々と難事件を解決していきました。
「シャーロック」は、BBC版以上に強烈なキャラクターを持つ二人
が、どのような”バディ”を組むのか?ここが、最も興味がありますよね!
”バディ”はもちろん”相棒”の意味ですね。
BBC版では、「未解決事件を解くことで退屈を紛らせる社会不適合者」と「勇敢で問題解決能力の高い医師」の凸凹コンビでした。
日本ドラマでは、さらに「危険な男」と「ナイーブな性格の若者」で少しテイストを変えています。
二人が出会い、時には、いがみ合いながら、同居生活をする中で、少しずつ、お互いに認め合うようになりそうですね。
喧嘩するシーンなんかも見られるんじゃないでしょうか?
同居したら、こんな(↓↓)感じなのかもしれません。
今回は、原作で、わずかに言及されながら詳細が明記されていない事件(=アントールドストーリーズ)をベースにしながら、
オリンピック開催を控えた東京を舞台に原作を日本の令和時代に移してストーリが展開します。
東京お住いのあなた!隣の部屋で撮影しているかもしれませんよ!
第1話 あらすじ
第1話のあらすじをご紹介します。
冒頭から奇妙な事件から始まり、犯罪心理から謎解きをする天才シャーロック「誉獅子雄」が登場します。そして、ワトソン「若宮潤一」に事件の裏にある真実を探ろうとしますが。。。
都内の、とある病院で、ある一人の勤務医が屋上から謎の転落死を遂げる。死亡したのは、消化器内科医の赤羽栄光(中尾明慶)。第一発見者の看護師・水野麻里(松井玲奈)が、赤羽の助けを求める声を聞いていたことで、何者かに突き落とされたことが疑われる。江藤たち捜査一課は病院関係者を集めて事情聴取を始めた。
通報者で警備員の石井太(木下ほうか)が、やはり赤羽の声を聞いて現場に駆けつけたと話すと、突然、白衣を着た男が「嘘つけ!」と遮る。男は、麻里と石井の発言の矛盾点を次々と指摘し、論破していき、周囲は唖然となる。この男こそが、獅子雄だった。そして、獅子雄は、その視界の隅に、ある一人の男を捉える。遠巻きに様子を伺っていたのは、精神科医の若宮潤一(岩田剛典)。その不審な動きを、獅子雄はしっかりとマークするのだった…。
果たして、若宮という男は何者なのか?一人の医師の死によって、隠されていたおぞましい事実が、間も無く獅子雄によって暴かれようとしていた。引用元:シャーロック公式サイト
まとめ
日本ドラマ「シャーロック」は、BBCのリメイクではありません。
キャストのキャラクター設定も変えていますので、別の雰囲気の映像が見れると思われます。
ただし、日本ドラマ「シャーロック」もBBC版と同じく、原作「アーサー・コナン・ドイル」に敬意を払って現代に置き換えて作成されているので、原作の素晴らしさを受け継ぐ作品となっているのではないでしょうか?
「シャーロック」は、オリンピック開催前の東京を舞台に繰り広げられ、ミステリーが展開される場所の選択としては、タイムリーだったのではないでしょうか?
東京のどこの街で難事件が展開されるのか気になりますよね。
主役の2人も、BBC版より顔立ちが美しく?、とても魅力的な演技がみられそうで期待が高まります。
今回は、原作で詳細が多く語られていないストーリを題材にして、ミステリーエンターテイメントが作られています。
BBC版「SHERLOCK」を見た方も日本ドラマをそちらと比較しながら、楽しめるのではないでしょうか?